「バッグ」カテゴリーアーカイブ

2025年の最新ハイブランドバッグの注目モデルを紹介し、簡単かつ安全に購入できる方法を解説します。

小物からリビングのソファまで インテリアの福袋は目的買いがほとんど

大塚家具は新春企画としてドリーム福袋を1月2日から販売している。同社は年末売り尽くしセールを行っており、年明けの来客数落ち込み対策としてバリエーション豊かな福袋を用意した。寝装品のセット「ぐっすり福袋」をはじめ、「ダイニング福袋」、「リビング福袋」、ピローやベッドリネンなどの「インテリア・アクセサリー福袋」、数量限定で大塚久美子・大塚家具社長が愛用するインテリア小物を詰めた「大塚久美子愛用品セレクト福袋」、「スター・ウォーズ」のグッズを集めた「『スター・ウォーズ』福袋」などをそろえた。価格は、ベッドやテーブル、ソファーなどの家具類が10万〜100万円。2016年にちなみ、20万1600円のパックも用意した。インテリア・アクセサリーに関しては5000円〜5万円。大塚社長愛用品は5000円〜50万円、「スター・ウォーズ」は1万3000円〜3万円。売れ筋は10万円と30万円のセットだが、100万円のセットも数セット売れた。「『スター・ウォーズ』福袋」に関しては、オープン前に並び購入していく客もおり、なかでもインバウンド比率が高く中国人客などによる爆買いも見られた。家具類は”中身の見える福袋”のため、来客者は比較対象の一つとして検討するようだ。中には、福袋ではなく、自分が好きなアイテムを購入していく客もいる。価格は通常の10〜40%オフで、日頃から店舗を訪れ商品を知っている消費者が購入していくケースが多い。福袋の販売は11日まで。

コンランショップ・ジャパン(CONRAN SHOP JAPAN)は1月2日、ザ・コンランショップ(THE CONRAN SHOP)丸の内店(丸の内ビルディング内)、渋谷ヒカリエ内のザ・コンランショップ キッチン、福岡店(岩田屋本店内)で福袋を販売した。同社は昨年末からセールを開催しておりセール初日には開店前から消費者が並び、目的買いするケースが多くみられたという。1月末までセールを行うため、福袋にはさほど力を入れていないが、商業施設の初売りに合わせて上記店舗で限定福袋を用意。丸の内店では、シードルやスパークリングワイン6本セットを1万円、オリジナルのエプロンとミトン、パスタギフトセットの詰め合わせを3000円で販売。いずれも限定10セットで、すぐに完売した。丸の内店は「イソップ(AESOP)」のボディケア2点とオリジナルタオル2点の詰め合わせを限定10セット1万円で販売し、午前中に売り切れた。福岡店では2ボディケアセット1万円を限定10セット、食器セット1万円を60点、キッチンツールなど雑貨の詰め合わせ80点を2日間にわたり販売。食器セット以外は完売した。同社も大塚家具同様、福袋、セール双方で店舗の商品に馴染みがある顧客による目的買いが多いようだ。

トップ フォーカス 「バオバオ」の立役者が新ブランド設立 「形を自在に創造する“システム”を作った」 前の記事 フォーカス 次の記事 「バオバオ」の立役者が新ブランド設立 「形を自在に創造する“システム”を作った」

「バオバオ イッセイ ミヤケ(BAO BAO ISSEY MIYAKE)」を手掛けたことで知られる松村光は、2019年1月からライフプロダクトブランド「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ(52 BY HIKARUMATSUMURA)」を立ち上げた。ファーストコレクションは、四角いモジュールを糸や針を使わずに独自のジョイントシステムで組み合わせたバッグ“ミス ロボット(MISS ROBOT)”と物を引っかけて留めておくことができるツール“カプセルピンチ(CAPSULE PINCH)”の2種類を発表。4月にはセカンドシーズンとして“ミス ロボット”をアップデートしたコレクションを披露した。アイテムではなく「“システム”を作っていきたい」と語る松村が成し遂げたいこととは。

ブランドのコンセプトは?

optimize.webp (4)

松村光「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ」創業者(以下、松村):これまでもファッションとプロダクトの間の領域で長年デザインをしてきて、“ファッションではない新しいマーケットを作り出す”ということをやってきました。これからもプロダクトデザインとしてのファッションアイテムを手掛けていきたいと考えています。このブランドでは、“システム”を作っていきたい。ファーストシーズンから展開しているバッグは、針と糸を使わずにモジュールを組み合わせて作る点が特徴です。これによって、形を自在に創造・構築していける“システム”を作ったわけです。つまり、電化製品のようにアッセンブルして作っていくという考え方をバッグに取り入れることで新しい生産システムを作り、そのシステムを店舗でのサービスにも取り入れる試みをしています。

“システムを店舗でのサービスに取り入れる”というと?また、ブランド立ち上げとともに東京・表参道に路面店をオープンしているが、出資者などがいる?

optimize.webp (3)

ブランド立ち上げや出店にあたっては商社から出資を受けています。店頭だけの特別なサービスとして、店内に設置したタブレットを使って色合わせを変えることができます。ブランドも店舗もテーマは“実験”。こういう時代なので、世界中を探してもどこにもないモノ作りを確立できれば、こんな辺ぴな場所にある店舗にも世界中から来てもらえるんじゃないかと考え、あえて国内はブランドを立ち上げたその日から路面店1店舗だけでスタートしました。国内の卸はしていません。

海外では卸を行っている?

ファーストシーズンは韓国に卸しています。今回(セカンドシーズン)は、ファーストシーズンの話をキャッチした海外のバイヤーが来てくれて、シンガポールと香港での展開も決まりました。

彼らの反応は?また、国内の卸をやらない理由は?

海外のバイヤーからは、「他にはないモノ作りをしている」と好感触でした。私がこれまで手掛けたデザインを知っている人たちからは、「あなたらしいデザインだね」と。国内の卸は、かたくなに「やらない」と言うつもりはないですが、この世界観を理解してくれる人に届けたいので、まずはポップアップから始めることを検討しています。

海外からの反応がいい理由は何だと思う?

海外、特にアジアの反応はいいですね。私は日本のデザイナーズブランド・ブームの中で育った世代だからすごくよく似ていると感じるんですが、経済が成長して豊かになると、まず興味を持つのはおしゃれ、ファッションなんです。だからファッションに対してすごくポジティブで好奇心旺盛なんですよね。

海外も視野に入れるとなるとECサイトは必須だと思うが、予定は?

現在準備中で、2019年7月上旬に完成予定です。

“ライフプロダクトブランド”ということだが、ファーストコレクションにバッグというプロダクトを選んだ理由は?

バッグにこだわるわけではないですが、服はどうしてもトレンドを主体に動くマーケットなので、プロダクトの考え方になじまない。一方で僕らは、一度作ったものを長く売り続けることを前提に作るので、プロダクト寄りのアイテムになりがちです。そういう意味ではファッションとプロダクトの間に位置するバッグは自分がやりたいことに合っているなと思いました。今はプロダクトっぽい素材で作っていますが、将来的にはいろんな素材で展開していきたいし、今後はインテリアなどにも幅を広げていきたいなと考えています。

ファーストシーズンはどうだった?

店を作ることで精一杯で、ビジネス的な動きはしていなかったんです。でも、メディアに取り上げられたことで反応は大きかったから、ここから本格的にスタートさせていきます。1年目のバッグの目標売上個数は、店舗と海外の卸を合わせて600個です。

今後の展開は?

将来的には欧米でビジネスをしたいという思いがあります。でも、日本で生産して欧州に送るとコストがかさんで欧州のマーケットで勝負できない。なので、現地に組み立て工場を作りたいと考えています。