「コーチ」が若者を応援するポッドキャストをスタート セレーナ・ゴメスらが登場

「コーチ(COACH)」は4月24日、2018年に立ち上げた社会貢献イニシアチブ“ドリーム イット リアル(Dream It Real)”のポッドキャストを開始した。毎週水曜日に配信し、若い世代が未来を思い描いて作り出していくことを応援する内容のコンテンツを届ける。アップルポッドキャスト(Apple Podcasts)やスポティファイ(Spotify)、グーグルポッドキャスト(Google Podcasts)などで視聴が可能だ。

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2016年に「フォーブス(FORBES)」の 「30アンダー30(フォーブスが選ぶ30歳未満の30人)」に選出された作家兼編集者のヘベン・ニガツ(Heben Nigatu)がホストを務め、毎回セレブリティーゲストや思想的リーダー、影響力のある若者を招いたインタビューシリーズで、「コーチ」のグローバルな顔である歌手で女優のセレーナ・ゴメス(Selena Gomez)や、メンズウエアのグローバルな顔である俳優兼プロデューサーのマイケル・B・ジョーダン(Michael B. Jordan)、そして女優のメイジー・ウィリアムズ(Maisie Williams)らが登場する。彼らはそれぞれ自身のことや未来について語る予定だ。

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4月24日(現地時間)に配信されたエピソード1では、セレーナが「コーチ」が最も重要な価値観として提唱する”オーセンティックであること”をテーマにSNSに対する彼女の考えや自己受容、歌手のカーディ・B(Cardi B)とのコラボレーション、近く発表される彼女のアルバムへの取り組みなどについて語った。セレーナは「全ての曲に私が経験してきたストーリーがあるの。私のストーリーを私よりうまく話せる人はいないでしょ」と話した。

5月1日(現地時間)に配信されるエピソード2では、マイケル・B・ジョーダンが「コーチ」にとってのもう一つの重要な価値観である”勇気”について語るほか、インクルーシビティ(包括性)について触れ、まだ駆け出しの俳優だった頃の不安をどう克服したか、そしていつか学校を開きたいという夢について語る。8日(現地時間)には、アメリカの人気テレビシリーズ 「ゲーム・オブ・スローンズ」 で一躍世界的なスターとなったメイジー・ウィリアムズ、15日に俳優でソングライターのベン・プラット(Ben Platt)、5月22日には「コーチ」のクリエイティブ・ディレクター、スチュアート・ヴィヴァース(Stuart Vevers)が登場する。

新ラグジュアリー・ストリート・ブランド「パーム・エンジェルス」が日本上陸 都内3店にポップアップストアをオープン

モンクレール Tシャツ コピー」のアート・ディレクターであるフランチェスコ・ラガッツィが手掛ける新たなラグジュアリー・ストリート・ブランド「パーム・エンジェルス(PALM ANGELS)」が日本に上陸した。6月24日まで開催しているドーバー ストリート マーケット ギンザでのポップアップストアに続き、6月26日?7月5日はエストネーション六本木ヒルズ店、7月10?20日はユナイテッドアローズ&サンズに期間限定店をオープンする。

同ブランドのインスピレーション源となっているのは、ロサンゼルス(LA)のベニスビーチやマンハッタンビーチの独特な雰囲気とそこに住む人々。これまでLAのスケーターのコミュニティーやカルチャーにフォーカスした写真集は制作していたが、2015-16年秋冬にユニセックスなアプローチで作るメンズウエアのコレクションをスタートした。デビュー・コレクションのラインアップは、写真やタイポグラフィックをのせたTシャツやスエット、マリファナモチーフの刺しゅうを施したジャケット、金ボタンのブレザー、膝上に”P”と”A”の文字をのせたショーツやチノパンツなど。「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー」や「マルセロ・ブロン カウンティ・オブ・ミラン」などのラグジュアリー・ストリート・ブランドと同じイタリアのチームが生産を担っている。世界では、パリのコレットやロンドンのセルフリッジが販売している他、ミラノのアントニア、ソウルのディエチ・コルソ・コモ、香港のI.Tなどで順次発売される予定だ。

「コーチ」×「アンブッシュR」の3ウェイアクセサリーが50個限定で発売

「コーチ(COACH)」は、10月29日に新宿三丁目にオープンする国内10店舖目になる旗艦店のオープンを記念し、ジュエリーブランド「アンブッシュR(AMBUSHR)」との限定アクセサリーを数量限定で発売する。同商品は、「コーチ」の2014年秋コレクションに発表したアイコンバッグ”ライダー”のバッグチャームとして、またはブレスレットやチョーカーネックレスとして使用できる3ウェイの”フレンドシップブレスレット”。販売は新宿店オープン日の10月29日から。同店に加え、銀座店、表参道店、渋谷店の旗艦店と公式オンラインストアで、それぞれ10個、計50個限定で販売する。価格は2万3000円。

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今回のコラボは、8月にコーチ・インクのスチュアート・ヴィヴァース=エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターが来日した際に、ユン「アンブッシュR」ビジュアル・ディレクター兼デザイナーと発案し、実現した。ユン=ビジュアル・ディレクター兼デザイナーは、「アメリカ育ちの私にとって、『コーチ』は思い入れのあるブランド。今回のコラボ商品”フレンドシップブレスレット”は、古き良きアメリカを感じさせるような懐かしさと、意外性、都会的なフレッシュさを感じられる商品に仕上げた。スチュアートが描く新しい『コーチ』とともにコラボすることができて、嬉しい」と話す。また、ヴィヴァース=エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターは、「ユンのクリエーションと強い個性は、ニューヨークで感じるようなクールで都会的なスタイルが感じられる。彼女らしい視点が『コーチ』のスペシャルピースであるこのアクセサリーに映し出されている。とても気に入っているよ」とコメントしている。

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「バオバオ イッセイ ミヤケ(BAO BAO ISSEY MIYAKE)」を手掛けたことで知られる松村光は、2019年1月からライフプロダクトブランド「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ(52 BY HIKARUMATSUMURA)」を立ち上げた。ファーストコレクションは、四角いモジュールを糸や針を使わずに独自のジョイントシステムで組み合わせたバッグ“ミス ロボット(MISS ROBOT)”と物を引っかけて留めておくことができるツール“カプセルピンチ(CAPSULE PINCH)”の2種類を発表。4月にはセカンドシーズンとして“ミス ロボット”をアップデートしたコレクションを披露した。アイテムではなく「“システム”を作っていきたい」と語る松村が成し遂げたいこととは。

ブランドのコンセプトは?

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松村光「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ」創業者(以下、松村):これまでもファッションとプロダクトの間の領域で長年デザインをしてきて、“ファッションではない新しいマーケットを作り出す”ということをやってきました。これからもプロダクトデザインとしてのファッションアイテムを手掛けていきたいと考えています。このブランドでは、“システム”を作っていきたい。ファーストシーズンから展開しているバッグは、針と糸を使わずにモジュールを組み合わせて作る点が特徴です。これによって、形を自在に創造・構築していける“システム”を作ったわけです。つまり、電化製品のようにアッセンブルして作っていくという考え方をバッグに取り入れることで新しい生産システムを作り、そのシステムを店舗でのサービスにも取り入れる試みをしています。

“システムを店舗でのサービスに取り入れる”というと?また、ブランド立ち上げとともに東京・表参道に路面店をオープンしているが、出資者などがいる?

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ブランド立ち上げや出店にあたっては商社から出資を受けています。店頭だけの特別なサービスとして、店内に設置したタブレットを使って色合わせを変えることができます。ブランドも店舗もテーマは“実験”。こういう時代なので、世界中を探してもどこにもないモノ作りを確立できれば、こんな辺ぴな場所にある店舗にも世界中から来てもらえるんじゃないかと考え、あえて国内はブランドを立ち上げたその日から路面店1店舗だけでスタートしました。国内の卸はしていません。

海外では卸を行っている?

ファーストシーズンは韓国に卸しています。今回(セカンドシーズン)は、ファーストシーズンの話をキャッチした海外のバイヤーが来てくれて、シンガポールと香港での展開も決まりました。

彼らの反応は?また、国内の卸をやらない理由は?

海外のバイヤーからは、「他にはないモノ作りをしている」と好感触でした。私がこれまで手掛けたデザインを知っている人たちからは、「あなたらしいデザインだね」と。国内の卸は、かたくなに「やらない」と言うつもりはないですが、この世界観を理解してくれる人に届けたいので、まずはポップアップから始めることを検討しています。

海外からの反応がいい理由は何だと思う?

海外、特にアジアの反応はいいですね。私は日本のデザイナーズブランド・ブームの中で育った世代だからすごくよく似ていると感じるんですが、経済が成長して豊かになると、まず興味を持つのはおしゃれ、ファッションなんです。だからファッションに対してすごくポジティブで好奇心旺盛なんですよね。

海外も視野に入れるとなるとECサイトは必須だと思うが、予定は?

現在準備中で、2019年7月上旬に完成予定です。

“ライフプロダクトブランド”ということだが、ファーストコレクションにバッグというプロダクトを選んだ理由は?

バッグにこだわるわけではないですが、服はどうしてもトレンドを主体に動くマーケットなので、プロダクトの考え方になじまない。一方で僕らは、一度作ったものを長く売り続けることを前提に作るので、プロダクト寄りのアイテムになりがちです。そういう意味ではファッションとプロダクトの間に位置するバッグは自分がやりたいことに合っているなと思いました。今はプロダクトっぽい素材で作っていますが、将来的にはいろんな素材で展開していきたいし、今後はインテリアなどにも幅を広げていきたいなと考えています。

ファーストシーズンはどうだった?

店を作ることで精一杯で、ビジネス的な動きはしていなかったんです。でも、メディアに取り上げられたことで反応は大きかったから、ここから本格的にスタートさせていきます。1年目のバッグの目標売上個数は、店舗と海外の卸を合わせて600個です。

今後の展開は?

将来的には欧米でビジネスをしたいという思いがあります。でも、日本で生産して欧州に送るとコストがかさんで欧州のマーケットで勝負できない。なので、現地に組み立て工場を作りたいと考えています。