プラダのロゴ入りムートンバッグ&トライアングルロゴの新作ジュエリーなど、伊勢丹新宿店限定ストアで

プラダ(PRADA)から、新作バッグや2021年春夏コレクションの新作ジュエリーなどが登場。伊勢丹新宿店にて2020年12月16日(水)から12月22日(火)まで開催される、期間限定ストアにて発売される。

プラダ バッグ 偽物

滑らかなブラッシュドレザーを使用した艶やかな光沢感のハンドバッグ「プラダ クレオ」や、柔らかなムートンで仕立てたプラダロゴ入りのモノトーンバッグなど、今すぐ使いたくなる新作バッグが勢揃い。


ピンクのムートンにプラダのトライアングルロゴを配し、三角形の幾何学的な模様を配した伊勢丹新宿店限定バッグも登場する。

また、期間限定ストアでは、2021年春夏コレクションに登場したトライアングルロゴのジュエリーを国内先行販売。ブラックのトライアングルロゴモチーフを連ねたブレスレットや、ネックレス、ピアスを揃える。

加えて、シューズやウェアもラインナップ。エコファーを配したスポーティーなサンダルや、ポーチ付きの遊び心に溢れたロングブーツ、ブラックのコート、ロゴを配したソフトなニットカーディガンなどが店頭に並ぶ。

ウェブサイトを転載する:https://www.fashion-press.net/news/67665

プロがオススメするタイムレスブランド FENDI(フェンディ)の”ズッカ柄”編

■はじめに

フェンディのロゴマークといえば、どのようなデザインをイメージされるでしょうか?
ほとんどの方は、FENDIのロゴの頭文字である”FとF”が上下になっているシグネチャー柄をイメージされると思います。
上記のロゴが等間隔で散りばめられている柄は”ズッカ(Zucca)柄”と呼ばれ、現在においても、ブランドを象徴するデザインとしてバッグや財布類、アパレル製品など幅広く用いられています。
今回は、フェンディのズッカ柄のアイテムをご紹介します。

フェンディとは

1925年、アドーレ・フェンディ、エドアルド・フェンディ夫妻がイタリアのローマで創設したファッションブランドです。革製品店としてスタートしていましたが、当時ハリウッドで流行していた毛皮小物にヒントを得て毛皮のコートを発売したところ大人気となり一世を風靡しました。当時のイタリア女性にとってフェンディの毛皮コートを着用することがステータスとなっていました。
そして、1965年、当時まだ新人デザイナーだったカール・ラガーフェルドがデザイナーに就任しその後約50年間フェンディのクリエイションに貢献しました。
今や世界中の誰もが知るファッションブランドへと成長していきました。

■ズッカ柄の歴史

ズッカ_財布

フェンディ自体は1925年に創設されていますが、ズッカ柄のアイテムは、その40年後に多くの人に知られることになります。そのきっかけに携わっている人物こそ、シャネルのデザイナーとして著名な”カール・ラガーフェルド”です。
もともと毛皮コートの裏地に使われていた柄を、当時のカール・ラガーフェルドは、大胆にもコレクションアイテムのモチーフとして大々的に使用し、そのアイテムは多くの人に支持されました。
また、そのロゴデザインの意味も”FUN FUR”の頭文字をとってデザインされたとも言われています。

■ズッカ柄の魅力

カール・ラガーフェルドによって生み出され、世界中の人に愛されるフェンディのズッカ柄。一目でフェンディと分かるFのロゴの組み合わせが、ブランドの象徴となっています。
80,90年代~に大流行していたデザインはキャンバス地とレザーの組み合わせでクラシックなデザインが魅力的です。以前のモデルはヴィンテージファッションにぴったりです。
また、再沸騰しているズッカ柄ですが最近のコレクションではメンズファッションに多く取り入れており、ストリートファッションやスポーツカジュアルファッションとしても注目されています。

■ズッカ柄の新作アイテム

50年以上の歴史をもつフェンディのズッカ柄ですが、近年においても、以前のイメージを保ちつつ装い新にグレードアップしたデザインが発売され、注目を集めています。
その中でも特に人気のアイテムをご紹介します。

マンマバケット ショルダーバッグ 品番:8BR600A6V5

マンマバゲットショルダーバッグ_8BR600A6V5

サイズ 横×縦×マチ(幅) :25✕15.5✕4
バケットBAGの以前のモデルは持ち手が短いタイプでしたが、現在はショルダーストラップ付で2WAYで使用できるモデルやチェーンのストラップのモデルなどが発売されています。

フェンディ・キャム 品番:8BT287 A6VO

フェンディ・キャム_8BT287 A6VO

横×縦×マチ(幅) : 21cm × 15cm × 8.5cm  ショルダー : 102-120cm
ズッカ柄にブラックカラーでシックなデザインのショルダーバッグ。
小ぶりでチェーンストラップになっておりデイリーシーンや旅行先のお出かけなど、どのようなシチュエーションにも合わせやすいデザインです。

モン・トレゾ-ル 品番:8BT298 A6AE

モン・トレゾ-ル_8BT298 A6AE

横×縦×マチ(幅) : 20cm × 25cm × 15cm  ストラップ : 91-107cm
近年ブランド問わず大人気なデザインの巾着型BAG。
こちらはズッカ柄の組み合わせにレッドカラーがアクセントになってます。

ミ二財布 品番:8M0395 AAFM

ミニ財布_8M0395 AAFM

横×縦×マチ(幅) : 9.5cm × 7cm × 3cm
近年大人気の3つ折りタイプ三二財布。大きさは手のひらサイズでデイリー使いにぴったりです。

カードケース 品番:7M0164 A7SB

カードケース_7M0164 A7SB

イエローのロゴがビビットカラーでズッカ柄に良く映えます。
素材はコーティングキャンバスなので汚れが目立ちにくくシンプルなので男女問わずお使い頂けるデザインです。

コイン&キーケース 品番:8AP151 GRP

コイン&キーケース_8AP151 GRP

キャッシュレス化が進む中で三二財布より更にミニマルに鍵と必要なカードやコインだけあれば十分という方にとっても便利なアイテムです。

■ズッカ柄のオススメアイテム

存在感のあるズッカ柄。バッグや小物だけでなく、アパレル製品においても、モードからストリートまで幅広く使うことができる万能アイテムばかりです。また、人気ブランドとのコラボアイテムも展開されており、様々なテイストでフェンディの世界観を演出することできます。

スウェット

フェンディ_スウェット

ズッカ柄にFENDIのブランドロゴデザインが施されたスウェットです。
ズッカ柄をデニムやパンツスタイルにあわせて、お洒落をお楽しみいただける一品です。

ブルゾン

フェンディ_ブルゾン

ズッカ柄と世界的人気ラッパーのニッキー・ミナージュのコラボレーションデザインのアウターです。
胸元のワンポイントのデザインが目を引きます。
寒くなり始めたこれからの季節にぴったりなアウターです。

パーカー

フェンディ_パーカー

フィラとの特別仕様のコラボレーションロゴが魅力的なパーカーです。
こちらのパーカー1つで爽やかなスポーツカジュアルファッションをお楽しみいただけるデザインです。

フェンディ×フィラ コラボレーション バッグ

2018年にフェンディの”F”とスポーツアパレルブランドのフィラの”F”とコラボしたモデルが登場しました。
遊び心のある特別なロゴデザインはスポーツカジュアルな雰囲気も漂うデザインになっているのではないでしょうか。

フェンディ×フィラ_バッグ

横×縦×マチ(幅) : 25cm × 19cm × 11cm  持ち手 : 31cm  ストラップ : 91cm
ホワイトのレザーにズッカ柄と特別仕様のロゴデザインの装飾が素敵なフラップバッグです。2WAYでストラップが取り外しできます。

フェンディ×フィラ_バッグ

横×縦×マチ(幅) : 24cm × 19cm × 1.5cm  ショルダー : -134cm
男女問わずボディバッグとして気軽にデイリー使いいただける便利なアイテムです。

 

フェンディ×フィラ_バッグ

横×縦×マチ(幅) : 20cm × 24cm × 9.5cm
両手が空き使い勝手の良いバックパックタイプは荷物がたっぷり入りますのでレジャーやご旅行の際に大活躍します。

■最後に

時代が変わっても愛され続けるフェンディの魅力。
今回は1960年代に誕生し、現在でも幅広い世代に人気の高いフェンディのズッカ柄を中心に紹介させていただきました。
ぜひ、この機会にフェンディのアイテムに触れてみてはいかがでしょうか。

ブランド選びは主張しすぎない上品なものを

良いものを見分ける目を持つ60代の女性には、上質なレディースバッグが好まれています。

本革やナイロンなど素材の品質はもちろん、設計や縫製にも定評がある老舗ブランドの商品が人気です。

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 2020SS♡超限定で争奪戦♪ ルイヴィトン オンザゴー 偽物 ESCALE M45119 LV エスカル

【色】パステル シルバー金具
【素材】モノグラム・キャンバス トリミング:モノグラム・キャンバス ライニング:テキスタイル
【大きさ】たて 約34cm よこ 約41cm マチ 約19cm
トップハンドル X 1
ダブルジップ開閉式
コンパートメント
ファスナー式背面ポケット
Dリング
レザーパッチ
タイダイにジャイアントモノグラムが入った最新のデザインがすっごく可愛い!!

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 大人気★HERMESスーパーコピー セレブ仕様 限定 ボリード45 1923 Baseball Bleu 在庫有

大人気★HERMESスーパーコピー セレブ仕様 限定 ボリード45 1923 Baseball Bleu 在庫有
お素材: ヴォーエヴァーカラー veau ever color
お色: ブルードマルト Bleu de Malte
サイズ: 横45 x 縦32 x まち24.5cm
付属品: お箱、おリボン、革のお手入れの冊子、保存袋大、保存袋小、カデナ・クロシェ

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 ◇Miu Miu◇ ミュウミュウ ハンドバッグ コピー クリスタル レザー バッグ

◆サイズ
24.0cm 19.5cm 13.0cm
◆仕様
・ナッパレザー
・クリスタル付メタルストラップ
・取り外し可能なナッパのストラップ
・ハンドステッチシーム入りラウンドハンドル
・ポリッシュゴールド+スティール仕上げのメタルパーツ
・メタルのレタリングロゴ入り
・内側にマグネットボタン
・サテン ライニング
・ファスナー付内ポケット
・スマートフォン用ポケット

2020特集 スーパーコピー おすすめ

しかし、知名度の高いハイブランドのバッグでも、ブランドのロゴや名前がはっきりわかる派手なデザインのものはおすすめしません。

控えめなデザインながらも高級感が漂うような、上品な仕上がりのバッグを選ぶことが大事なポイントです。

デルボーのハンドバッグ「ブリヨン」は世界中の女性の憧れ

1829年のベルギーに創業したデルボー(DELVAUX)は、世界最古のラグジュアリーブランドといわれ、1883年には「ベルギー王室御用達ブランド」にも認定されています。そんな、皇族や世界的なセレブからも愛されるデルボーから誕生した、フラップ付きハンドバッグブリヨン(Brillant)の魅力に迫ります。

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ブリヨンならではの美しさの秘密と展開するサイズラインナップ、人気が高い素材とカラーの組み合わせ、そして、いつものお出かけに持ち歩きたい2つのブリヨンもご紹介いたします。

デルボーのブリヨンは、台形型のソフトなフォルムと美しいカーブを描くハンドルが印象的なフラップ付きハンドバッグで、1958年のブリュッセルで開催された世界博覧会で発表されました。馬蹄をイメージしたバックルはデルボーの頭文字の「D」とリンクし、そのアイコニックなバックルは発売当初から変わることのないシグネチャーとして継承されています。

そしてブリヨンには64ものパーツを使用し、それらのパーツは8時間もの時間をかけ成型され、手作業でステッチをほどこしていきます。このようにして職人技を駆使して仕上げられるブリヨンは、素材バリエーションも広げ時代とともに進化を続けています。

ランチなどのちょっとしたお出かけだけではなく、ディナーやパーティーといったナイトシーンにも活用できますね。

長財布や大きめの化粧ポーチも収まるMMは、ショッピングやランチといった普段使いに最適なデイリーサイズ。小柄な女性でも違和感のなく使えるスタンダードサイズですが、広めのマチ幅によって収納力も確保されています。

縦横、マチ幅ともにワイドなGMは、あらゆる荷物がなんなく収まる大容量が魅力。脱いだカーディガンを収納したり、ショッピングで増えた荷物をまとめることも可能です。そしてGMでは、レギュラーサイズのGMよりも縦幅を広げたブラックエディションも展開しています。

また、ブリヨンにはリデザインされたコレクションも展開し、横長でソフトな「イーストウエスト」や、ブリヨンがそのまま小さくなった「チャーム」など、セレブやファッショニスタから人気を博しています。

製造時期や素材によって、同一商品の同サイズであっても大きさの違いなどの個体差があります。あくまで目安とお考えください。

デルボーのブリヨンで人気を集める素材とカラーの組み合わせとは?
素材とカラーのバリエーションも充実したブリヨンのなかから、特に多くの支持を集めている素材とカラーの組み合わせをピックアップいたしました。

レザーバッグの定番でもあるブラックと、革の表面に絶妙なシワ感をもたせ耐久性を高めたセリエレザー(シボ革)は、ヘビロテ必須の組み合わせ。フラップ付きのトップハンドルタイプのレザーバッグといえば、クラシカルでスタンダードな印象ですが、ブラックカラーのブリヨンは気品に満ちた大人のオーラを漂わせています。

ヌードはブリヨン以外のラインでも展開している人気カラーのひとつで、明るくクリーミーなベージュカラー。透き通るように美しい素肌を思わせるヌードは、ほどよい光沢感としっとりとした素材感が特徴のボックスカーフと好相性で、デルボーらしい高級感も演出します。

ここでは、スタイリングの幅も広がるデイリーなブリヨンをご紹介いたします。それぞれのブリヨンがもつ、異なる魅力とは?

型押し加工をほどこしたレザーを使用したブラックカラーのブリヨンは、ゴールドのDバックルが引き立つデザイン。素材のほどよい光沢感とバックルのゴールドカラーが美しく、持つだけでその日のスタイリングを一気にランクアップしてくれます。

ボックスカーフの艶と深みのあるボルドーカラーが印象的なブリヨンは、ひと目で高品質さが伝わるハンドバッグ。シックなスーツスタイルだけではなく、マニッシュなパンツスタイルやカジュアルなデニムコーデのアクセントとしても連れていきたくなります。

デルボーのブリヨンには、花を持った手のモチーフをデザインに取り入れたり、バッグの前面に「これはデルボーではありません」というフランス語が描かれた「ルーモア・ド・ブリヨン」というシリーズを展開するなど、ユーモアあふれるデザインも。

伝統を感じさせるブリヨンは、世界のレディアイコン。レトロモダンなブリヨンなら、自分スタイルをくずすことなくアップデートが叶いそうですね。

W杯に合わせた4年に1度の貴重なフットボールコレクションの数々をお届け

4年に1度開催される世界最大のスポーツの祭典FIFAワールドカップ(FIFA World Cup以下、W杯)が6月15日、ロシアで開幕した。出場32カ国が昨日28日までの14日間で全64試合中のグループリーグ48試合を戦い、半分の16カ国が決勝トーナメントに進出。ブラジルやイングランドといった強豪国は危なげなくグループリーグを突破した一方で、前回大会王者で世界ランク1位のドイツが史上初めて決勝トーナメント進出を逃し、“史上最弱”と酷評されていた開催国ロシアや、突然の監督交代劇で空中分解もささやかれたわれらが日本が決勝トーナメントへの切符をつかむなど、21回目を迎えたW杯の歴史の中でもまれに見る大混戦を見せている。

180629_fifa_01.webp各国代表ユニホームをブランド別に解説したり、ヘアスタイルにおけるW杯ベストイレブンを選抜したり、W杯商戦の前半戦勝者を考察したりと、ここぞとばかりに読者の皆さまに話題を提供してきた。が、やはり各ファッションブランドによるフットボールコレクションは見逃せない。ということで、世界最大の祭典のためだけに製作された4年に1度の貴重なコレクションの数々をお届けする。

やはり開催国ロシア出身のデザイナー、ゴーシャ・ラブチンスキーが手掛ける「ゴーシャ ラブチンスキー」と「アディダス」のコラボは外せない。2017-18年秋冬からコラボを発表してきた両者だが、今回のコレクション“FOOTBALL WORLD CUP KIT”はロシア国旗に敬意を表し、レッド、ブルー、ホワイトを基調としたアイテムをラインアップ。ゴールキーパーのフットボールシャツまで用意されているところにゴーシャの本気度がうかがえる。オススメは2万4000円と若干値が張るオールブラックのサッカーボール。

オンラインストア「ユークス」は、出場国の中から14の国を代表するブランドにフォーカスしたぜいたくなコレクション“#YOOXSOCCERCOUTURE”を用意。サッカーファッション誌「ステップ フットボール ファッション(Stepp Football Fashion)」とのコラボで実現したもので、それぞれのブランドがTシャツとスエットを製作した。参加ブランドには日本の「カラー(KOLOR)」、フランスの「コーシェ(KOCHE)」、ベルギーの「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」、ポルトガルの「マーケス アルメイダ(MARQUES’ALMEIDA)」、イングランドの「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」などが名を連ねる。なお、売り上げの一部はロシアの元サッカー選手アレクサンドル・ケルジャコフ(Alexander Kerzhakov)が設立したチャリティー団体「Stars for Children」に寄付される。

スウェーデン語で“フットボールクラブ”を意味する「アクネ ストゥディオズ」の“フットボールスクルーブ(FOTBOLLSKLUBB)”は、ウエアにサッカーボール柄やブランドの本社の住所“13”を大きくプリントしたり、ブランドのアイコン“フェイス”をパッチワークであしらったりと遊び心満載。ホームとアウェイを意識した2カラー展開で、サッカーゴールのネットで作られたバッグやホイッスル、ビーニー、マフラーなど小物類も充実している他、キッズサイズも用意し、親子で楽しめるコレクションだ。

「フレッドペリー」からは、ブランドのシグニチャーであるポロシャツを出場する11カ国風にアップデートしたコレクション“カントリーシャツ(COUNTRY SHIRTS)”が登場する。襟と袖口が国旗やユニホームをモチーフとしたカラーリングになっている他、胸元の月桂樹の下には国名が刺しゅうされている。なお、ラインアップされた11カ国のうち9カ国が決勝トーナメント進出と、商品企画部の先見の明には恐れ入る。

残念ながらブランドの拠点であるイタリアは、あろうことか1958年大会以来60年ぶりにW杯出場を逃したが、「ヴェルサーチ」もフットボールシャツを発表している。背番号の「12」と“VIA GESU”の文字は、創業者のジャンニ・ヴェルサーチ(Gianni Versace)がかつて住んでいた地名からで、胸元にはメデューサの金の刺しゅうが施されるなど、まさに「ヴェルサーチ」らしい一品に。価格は8万円とまさに“ラグジュアリー・ユニフォーム”。銀座店のみで販売中だ。

設楽洋ビームス(BEAMS)社長が自身のツイッターで連夜W杯の戦況を実況し、原宿店ではパブリックビューイングが行われるなど、社全体でW杯を盛り上げているビームス。「アディダス」とのコラボユニホームは、胸元の“beams”の文字が実際のスポンサーと見間違うほどにどこよりもリアル。価格も7800円と良心的だ。

アパレルの展開こそないが、「ルイ・ヴィトン」も一般的なサッカーボールのパネルをモチーフとした2型のバッグと革小物からなるコレクションを発表している。同ブランドは10年の南アフリカ大会から、優勝トロフィーを運ぶ専用ケースを製作していることでも知られる。なお、新メンズ・アーティスティック・ディレクターに就任したヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)は頻繁に観戦するだけでなく、「ナイキ(NIKE)」とスパイクをデザインし、学生時代はサッカー部に所属していたという元サッカー小僧。19歳ながらフランス代表でエースナンバー「10」を背負うキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)とも交流があるだけに、ヴァージルの優勝予想はフランスか?

イタリア・ミラノのカルチャー誌「NSS マガジン(NSS Magazine)」のパロディ企画より生まれた「レス ヴェトモン デ フットボール」は、W杯と直接的には関係ないが見逃せない。日本代表の伝説的ユニホーム“炎モデル”をはじめ、一昔前のユニホームやフットボールジャージーにファッションブランドのロゴをプリントしているのだが、ファッションはもちろんフットボール熱も高いミラノだからこその「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」と「プーマ(PUMA)」、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」と「アディダス」、「グッチ(GUCCI)」と「アンブロ(UMBRO)」のような夢のコラボを勝手に実現。ロゴモチーフのアイテムが世界的にトレンドということもあって人気はうなぎのぼりで、実際に販売も行っている。

小物からリビングのソファまで インテリアの福袋は目的買いがほとんど

大塚家具は新春企画としてドリーム福袋を1月2日から販売している。同社は年末売り尽くしセールを行っており、年明けの来客数落ち込み対策としてバリエーション豊かな福袋を用意した。寝装品のセット「ぐっすり福袋」をはじめ、「ダイニング福袋」、「リビング福袋」、ピローやベッドリネンなどの「インテリア・アクセサリー福袋」、数量限定で大塚久美子・大塚家具社長が愛用するインテリア小物を詰めた「大塚久美子愛用品セレクト福袋」、「スター・ウォーズ」のグッズを集めた「『スター・ウォーズ』福袋」などをそろえた。価格は、ベッドやテーブル、ソファーなどの家具類が10万〜100万円。2016年にちなみ、20万1600円のパックも用意した。インテリア・アクセサリーに関しては5000円〜5万円。大塚社長愛用品は5000円〜50万円、「スター・ウォーズ」は1万3000円〜3万円。売れ筋は10万円と30万円のセットだが、100万円のセットも数セット売れた。「『スター・ウォーズ』福袋」に関しては、オープン前に並び購入していく客もおり、なかでもインバウンド比率が高く中国人客などによる爆買いも見られた。家具類は”中身の見える福袋”のため、来客者は比較対象の一つとして検討するようだ。中には、福袋ではなく、自分が好きなアイテムを購入していく客もいる。価格は通常の10〜40%オフで、日頃から店舗を訪れ商品を知っている消費者が購入していくケースが多い。福袋の販売は11日まで。

コンランショップ・ジャパン(CONRAN SHOP JAPAN)は1月2日、ザ・コンランショップ(THE CONRAN SHOP)丸の内店(丸の内ビルディング内)、渋谷ヒカリエ内のザ・コンランショップ キッチン、福岡店(岩田屋本店内)で福袋を販売した。同社は昨年末からセールを開催しておりセール初日には開店前から消費者が並び、目的買いするケースが多くみられたという。1月末までセールを行うため、福袋にはさほど力を入れていないが、商業施設の初売りに合わせて上記店舗で限定福袋を用意。丸の内店では、シードルやスパークリングワイン6本セットを1万円、オリジナルのエプロンとミトン、パスタギフトセットの詰め合わせを3000円で販売。いずれも限定10セットで、すぐに完売した。丸の内店は「イソップ(AESOP)」のボディケア2点とオリジナルタオル2点の詰め合わせを限定10セット1万円で販売し、午前中に売り切れた。福岡店では2ボディケアセット1万円を限定10セット、食器セット1万円を60点、キッチンツールなど雑貨の詰め合わせ80点を2日間にわたり販売。食器セット以外は完売した。同社も大塚家具同様、福袋、セール双方で店舗の商品に馴染みがある顧客による目的買いが多いようだ。

トップ フォーカス 「バオバオ」の立役者が新ブランド設立 「形を自在に創造する“システム”を作った」 前の記事 フォーカス 次の記事 「バオバオ」の立役者が新ブランド設立 「形を自在に創造する“システム”を作った」

「バオバオ イッセイ ミヤケ(BAO BAO ISSEY MIYAKE)」を手掛けたことで知られる松村光は、2019年1月からライフプロダクトブランド「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ(52 BY HIKARUMATSUMURA)」を立ち上げた。ファーストコレクションは、四角いモジュールを糸や針を使わずに独自のジョイントシステムで組み合わせたバッグ“ミス ロボット(MISS ROBOT)”と物を引っかけて留めておくことができるツール“カプセルピンチ(CAPSULE PINCH)”の2種類を発表。4月にはセカンドシーズンとして“ミス ロボット”をアップデートしたコレクションを披露した。アイテムではなく「“システム”を作っていきたい」と語る松村が成し遂げたいこととは。

ブランドのコンセプトは?

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松村光「ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ」創業者(以下、松村):これまでもファッションとプロダクトの間の領域で長年デザインをしてきて、“ファッションではない新しいマーケットを作り出す”ということをやってきました。これからもプロダクトデザインとしてのファッションアイテムを手掛けていきたいと考えています。このブランドでは、“システム”を作っていきたい。ファーストシーズンから展開しているバッグは、針と糸を使わずにモジュールを組み合わせて作る点が特徴です。これによって、形を自在に創造・構築していける“システム”を作ったわけです。つまり、電化製品のようにアッセンブルして作っていくという考え方をバッグに取り入れることで新しい生産システムを作り、そのシステムを店舗でのサービスにも取り入れる試みをしています。

“システムを店舗でのサービスに取り入れる”というと?また、ブランド立ち上げとともに東京・表参道に路面店をオープンしているが、出資者などがいる?

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ブランド立ち上げや出店にあたっては商社から出資を受けています。店頭だけの特別なサービスとして、店内に設置したタブレットを使って色合わせを変えることができます。ブランドも店舗もテーマは“実験”。こういう時代なので、世界中を探してもどこにもないモノ作りを確立できれば、こんな辺ぴな場所にある店舗にも世界中から来てもらえるんじゃないかと考え、あえて国内はブランドを立ち上げたその日から路面店1店舗だけでスタートしました。国内の卸はしていません。

海外では卸を行っている?

ファーストシーズンは韓国に卸しています。今回(セカンドシーズン)は、ファーストシーズンの話をキャッチした海外のバイヤーが来てくれて、シンガポールと香港での展開も決まりました。

彼らの反応は?また、国内の卸をやらない理由は?

海外のバイヤーからは、「他にはないモノ作りをしている」と好感触でした。私がこれまで手掛けたデザインを知っている人たちからは、「あなたらしいデザインだね」と。国内の卸は、かたくなに「やらない」と言うつもりはないですが、この世界観を理解してくれる人に届けたいので、まずはポップアップから始めることを検討しています。

海外からの反応がいい理由は何だと思う?

海外、特にアジアの反応はいいですね。私は日本のデザイナーズブランド・ブームの中で育った世代だからすごくよく似ていると感じるんですが、経済が成長して豊かになると、まず興味を持つのはおしゃれ、ファッションなんです。だからファッションに対してすごくポジティブで好奇心旺盛なんですよね。

海外も視野に入れるとなるとECサイトは必須だと思うが、予定は?

現在準備中で、2019年7月上旬に完成予定です。

“ライフプロダクトブランド”ということだが、ファーストコレクションにバッグというプロダクトを選んだ理由は?

バッグにこだわるわけではないですが、服はどうしてもトレンドを主体に動くマーケットなので、プロダクトの考え方になじまない。一方で僕らは、一度作ったものを長く売り続けることを前提に作るので、プロダクト寄りのアイテムになりがちです。そういう意味ではファッションとプロダクトの間に位置するバッグは自分がやりたいことに合っているなと思いました。今はプロダクトっぽい素材で作っていますが、将来的にはいろんな素材で展開していきたいし、今後はインテリアなどにも幅を広げていきたいなと考えています。

ファーストシーズンはどうだった?

店を作ることで精一杯で、ビジネス的な動きはしていなかったんです。でも、メディアに取り上げられたことで反応は大きかったから、ここから本格的にスタートさせていきます。1年目のバッグの目標売上個数は、店舗と海外の卸を合わせて600個です。

今後の展開は?

将来的には欧米でビジネスをしたいという思いがあります。でも、日本で生産して欧州に送るとコストがかさんで欧州のマーケットで勝負できない。なので、現地に組み立て工場を作りたいと考えています。